太刀魚ジギング

太刀魚ジギングとは？

最近、手軽に始められ、簡単に初心者でも釣ることが出来ると、人気が出てきている太刀魚ジギング。
太刀魚は、深海の魚なので夏場は、ショアからの釣りも成立しますが、ここでは、オフショアの釣りを紹介します。
船釣りでテンヤでの餌釣りを希望しても、船宿からジグを何本か持参する様に依頼される位だ。
船宿は、テンヤで釣れない時の保険みたいなものだと・・・
コツさえ覚えれば、ドラゴン級の強い引きを満喫できます。
そんな、太刀魚ジギングのコツを紹介します。

太刀魚ジギングに必要な道具

太刀魚ジギングでは、巻き上げに力を伝え易いベイトタックルを使用します。
ジグは、軽量な80gから150gを使います。

ロッド

激しくジグをジャークさせて誘う訳では無いので6～6.6フィートの穂先の柔らかいロッドがお勧めです。穂先が柔らかいとフォールでのバイトを感知しやすくチャンスを逃しません。
人気が出てきている為、各メーカーから専用ロッドが発売されています。
激しい誘いは、あまり行わないので代用は、十分可能です。

リール

リールは、ＰＥラインの0.8号～1号を200ｍを巻けるベイトリールをお勧めします。
シマノ、ダイワで紹介しますと
・（シマノ）　グラップラー　ＣＴ１５０ＨＧ
・（シマノ）　オシアコンクエスト　ＣＴ200ＨＧ
・（シマノ）　炎月プレミアム　150HG
・（ダイワ）　スパルタン　ＭＸＩＣ150Ｈ
・（ダイワ）　キャタリナ　ＩＣ150ＳＨ
などがお勧めです。

ＰＥライン

ＰＥラインですが落としたメーターが分かるように色分けされているラインもありますが、カウンター付のベイトリールであれば色分けされていないＰＥラインをお勧めします。
活性が高い時、ＰＥラインにも太刀魚は、バイトしてきます。（諸説ありますがラインマーカーの白に反応するそうです）
リーダーから切られる事は、多々ありますがＰＥラインからやられると厄介です。

リーダー

リーダーは、かなり重要です。釣行中も必ず傷が無いかチェックする必要が有ります。
傷が入るのはジグから1メートル位の所がほとんどです。
ラインシステムは、ＰＥラインの先に20ポンドのフロロカーボンを2ヒロその先に50ポンドのフロロカーボンを1メートル付ければ擦り傷からは、守れます。
50ポンドでもジグの操作を雑に行えば、捕食があまり上手でない太刀魚は、ミスバイトをしてリーダーを簡単に切断します。
傷を見つけたらリーダーを交換します。
チャンスタイムを逃さない為にも20ポンドと50ポンドのリーダーの結束は、溶接リングとスプリットリングで行います。50ポンドのリーダーに溶接リングを両端に結束して3セット位用意しておけば簡単に交換できます。
最後の1セットになったら私は、ワイヤーリーダーを50ポンドのリーダーの先に付けます。
また、太刀魚の食いが悪く当たりが無い時は、50ポンドのリーダーを外しても良いと思われます。

ジグはどんなジグが良い？

ジグも各メーカから専用のジグが発売されています。
何度もテストして発売してくださってるので間違いありません。
太刀魚は、下からバイトしてきます。ジグが立っている時にバイトしてこないとリーダーを切られる可能性が高くなりますので、ジグのウエイトバランスは、リヤバランスのジグを選択すると良いでしょう。
カラーは、人気のムラサキゼブラ、ピンクゼブラ、ブルーピンクゼブラ、オールピンク、などがお勧めです。

フックセッティング

太刀魚に使うフックは、返しの無いイカリ型のフックを使います。
ジグの後ろ側にセットします、後ろ側だけでも十分釣れますが前にもフック付けても構いません、太刀魚が捕食に失敗して体でジグにアタックして来た時、擦れ掛かりします。

太刀魚ジギングのコツ

青物のジギングの様に激しくジャークさせる必要は、ありません、捕食が得意でない太刀魚はに有効な誘い方は、スットプアンドゴーです。竿は、そのままでリールを5回巻いては止めて1秒待つその繰り返しで誘ってみて下さい。ワンピッチジャークも小さく優しい誘いで行ってみて下さい。
大型の太刀魚を狙う時は、巻くスピードを速めて指示棚より少し上まで巻き上げて、誘ってみて下さい。小さい太刀魚が早くて追えなくなったジグを大型が捕食してきます。